Uber Eatsがよかった
今日、初めてUber Eatsを利用して見た。UXが素晴らしかった。
- 店舗を選ぶ
- メニューを選ぶ
- 自分の住所を入れる
- 料金+配送料が表示される
- クレカを入力
- OKボタンを押す
- 配達員さんが今どこにいるのか地図に表示される
という完璧なUXだった。
Webアプリは簡潔でわかりやすかった。
すでにUber Eatsにハマりそうである。
Uber Eatsが解決した問題
そもそも、僕はあまり飲食店を開拓しない方だ。いつも同じ店に行っている。
新しい場所というだけで落ち着かない。
店ごとに注文方式、メニュー体系、前払いか後払いかが違う。
デリバリーも可能だが問題がある。多くの場合電話を強要される。電話が嫌なのだ。
ネットで注文できる店もある。
しかし、店ごとに
- パスワードを作って会員登録
- 住所入力
- クレカ登録
をしなければいけない。
割りに合わない。
また、飲食店のホームページは店側の見せたい情報がてんこ盛りで、なかなか目当ての情報にたどり着けない。
自分に必要な情報が整然と並んでいて欲しいのだ。
しかし、Uber Eastsはすごい。
まず、今後ここに出店している店舗に注文する限り同じ会員情報を使いまわせる。
店舗数は結構多いし、ガストなどメニューが広い店舗もあるので、飽きることはないだろう。
Webアプリは、非常に整頓されていた。見苦しい宣伝文が少ないし、どんなメニューがあるのか一目瞭然だった。
料金体系も非常に的確なフィードバックがなされてわかりやすかった。
なぜ今までこれがなかったのか
僕はちょっとがっかりした。
Uber Eatsの要素を見れば、20年前の技術水準で十分に似たようなものは作れたはずである。
なぜ今まで日本の外食産業はこれを作らなかったのか。
今になって外資系に高額な手数料をふんだくられているのか。
日本のプラットフォーム構築能力の低さにがっかりする。
今からでも遅くない。すぐに取り掛かるべきだ。
するべきこと
前提として一社がプラットフォーマートして一人勝ちする構図は避けたい。
まず、各店舗がメニュー表を自分のドメインから所定のXML的なものでフィードする。
そのフィードをお客さんが自分のアプリで閲覧する。
フィードのフォーマットはオープンに定められ、誰が対応するアプリを作ってもいいことにする。
フィードは過剰な装飾ができないフォーマットになっているべきである。
お客さんは自分のアプリから注文する。
この時の注文プロトコルも事前に決めておく。
配送業者の位置情報を追跡するための鍵交換のプロトコルも必要であろう。