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僕を雇うにはどうすればいいのか

最近Clubhouseでいろんな会社さんが採用イベントしてますね。

それ以外にも、色んな機会に各社の人事さんやソフトウェアエンジニアさんから、求職者の気持ちを聞かれます。
せっかくなので、自分はどのような観点で会社を選んでいるかについて書いてみようと思います。

ただし、同業者さんたちに話を聞く限り、僕は結構少数派だと思います。
あまり鵜呑みにしない方がいいかもしれません。

あ、あとあんまり触れないですが給料は重要です。

重視すること

  • 困っているのはだれか
  • その問題に本気で向き合っているか?

あまり重視しないこと

  • 使っている技術
  • そこで自分が何を担当するのか
  • 福利厚生
  • オフィスの綺麗さ

誰が何に困っているのか

誰が何に困っているのかという問題意識が一番大事だと思います。

これにはいくつかのとらえ方があると思います。

例えば、『社会のこういう属性の人は○○という問題で困っている。だから××という事業をする』というのは良いです。
また、『この会社は○○に困っている。だから技術部門で××をしてほしい』というのもよいです。
もう少し小さく、『この会社の技術部門は○○という問題を抱えている。だから君に××してほしい』などもよいです。

その問題に本気で向き合っているか?

困っているといっても、それが口先だけで本当は大した問題だと思っていないケースもあります。
だから、僕はどの程度本気で向き合っているかを見ます。

例えば、「うちのチームは人手不足で困っています」という人がいたとします。
さて、困っているなら困っているなりにやることがあると思います。

採用を強化したいなら、ブログを書くとか誰かが登壇するとかイベントのスポンサーブースを出すとか、何かできることがあると思います。

また、少ない人数でも仕事ができるようにするため、それぞれが技能向上に努めているとかでもいいです。

僕はNASAの掃除係のエピソードが好きです。
知らない人のためにざっくり説明すると、『NASAの掃除係が、通りがかった大統領に「あなたは何をしているのですか?」と聞かれて、「人類を月に届けるお手伝いをしています」と答えた』という話です。

それぞれの人にはそれぞれの能力があります。
誰であれ自分たちのゴールをよくわかっていれば、自分のやるべきことを一生懸命にやるはずだと思います。

僕は自分自身がそうありたいと思うし、周りの人に対してもそれを求めます。

その人が何を担当しているかは関係ありません。
どれだけ自分の持ち場に責任感を持っているかの問題です。

結論

僕は誰のために自分の能力を使うべきかという軸で仕事を選びます。
そして、一緒に働く人に対しても同じ熱意でその問題に向き合ってほしいと思います。

採用イベントなどをする際はそのあたりを話すと興味を持ってくれる人が増えるのではないかなと思います。