試行錯誤の末、2台のMacBookを1セットのモニタ・キーボード・マウスで扱う方法を確立したので紹介する。
まずノートパソコン用アームで2台のPCを縦に並べる。
ノートパソコンの蓋は常時開いておく。
2台をThunderbolt切替機に繋ぐ。
切替機からハブを通してモニタ・キーボード・マウスに繋ぐ。
外部ディスプレイをメインにし、本体側の画面をミラーにする。
クラムシェルではダメなのか
どうみてもダサいのはノートパソコンの塔だろう。なぜ蓋を閉じてクラムシェルにしないのかというと、指紋認証を使いたいからだ。切替機を使った運用では一日に何度もロック画面を解除することになる。その度にパスワードを打ち込むのはめんどくさい。
また、ディスプレイの切り替えには少し時間がかかるので、本体側の状況を把握できないとストレスになる。今スリープ中なのかロック画面なのか、あるいはロックが解除されて操作できる状態なのか、外付けディスプレイのリアクティベート中に視認できるのでよい。
なぜミラーにするのか
せっかくだからノートパソコン側の画面も作業領域として使えばいいではないかというと、これはやめた方がいい。まず目から遠いので疲れる。また、モニタが頻繁に増減する環境だとマウスやウィンドウが迷子になりやすい。時折接続不良などで外付けディスプレイが付かなかった時に、いま何が起きているのか把握しやすい。そもそも、作業領域が足りてないならデカいディスプレイ買うことをお勧めする。
ノートパソコン用アームは二つも必要か
縦に並べるだけなら1本でいいと思ったかもしれないが、会社支給パソコンに味噌汁ひっくり返す懸念があるのでお勧めしない。2台とも地面から離しておこう。
必要なもの
モニタアーム(高さ80cm以上が望ましい)
ノートパソコン用トレイ2台
https://www.amazon.co.jp/dp/B07FLZ5HNX ¥3,900
https://www.amazon.co.jp/dp/B07QXW47NW ¥1,900
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C74177C4 ¥1,799 * 2
Thunderboltの切替機
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CLZ7WP1N ¥7,199
Thunderboltハブ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B093FKT9BF ¥4,899
総額20,000円くらい
ケーブルには注意しよう。ディスプレイとMacBookの間のケーブルは全てThunderbolt3、ないし4K 60Hz対応と書いてあるものを買おう。僕も理屈はよく知らない。ディスプレイ選択画面で60ヘルツを選べたら成功だ。間に一個でも遅いケーブルが挟まっていると全体が遅くなる。