目的
最近ずっと転職活動をしていました。
もう終わりました。
だんだん自己紹介に慣れてきたので、ブログにも書いてみました。
概要
プログラマー(ソフトウェアエンジニア)28歳。
現在株式会社CURUCURUというレディースゴルフウェアのECサイトの会社で働いています。
7月から次の会社で働くはずです。
職務経歴
- 子供の頃からプログラミングが得意でした
- 最初はプログラミング以外の仕事に就きました
- プログラマーになりました
特技
- SPAづくり
- ドキュメントづくり
- プログラミングの速さと正確さ
モチベーション
職務経歴
幼少期
子供の頃からプログラミングができました。
ひらがなを書けるようになる前にキーボードを打てるようになったそうです。
プログラミングを覚えたという記憶がありません。
多分生まれつきできたんだと思います。
きっと誰の脳にもプログラミング野みたいなものがあるんだと思っています。そこにBASICとかC言語とかを学習させるとコードを書くようになるんだと思います。
だから『プログラミングを覚える』というのはいささか表現が違うと思っています。プログラミング言語は覚えなければいけないけど、プログラミングは誰しも元々できるものだと思っています。
高校生の頃の思い出 クラス内情報共有ツール作り
高校生の頃はクラス内の掲示板みたいなものを作っていました。
その頃、高校生たちが使えたWebブラウザはガラケーとPSPしかありませんでした。だから、それに合わせてCSSを書きました。JSはほぼ使えませんでした。
時間割表や宿題の締め切り情報などをクラスのみんなで共有する目的で始めました。
その掲示板にはカレンダー機能や画像うpろだ機能もありました。
今で言えばGoogle Driveやサイボウズのようなコラボレートツールに仕上がって生きました。
割とみんな入り浸ってましたね。
この頃から僕は一貫して、ITを使ってチームの生産性を高めるということをやっています。
ちなみにシステム構成は大体『さくらのレンタルサーバー+PHP』または『さくらのVPS+サーブレット』でしたね。
高校を卒業して郵便局で働く
ということで、高校を卒業してひとまず郵便局で働き始めました。
ちなみに僕は簿記三級を持っています。えらい。
なぜこの時プログラマーとして就職しなかったのかが最大のミステリですね。
そもそも、僕にとってプログラミングは趣味でした。
なのでそれを仕事にするという発想もありませんでした。
本格的なシステム開発なんて言うのはどこかの大きな企業がするものだと思っていました。
でも、ここで働くことで逆にプログラマーとして働く意欲が高まりました。
なぜならば、この会社の業務がどれだけ非効率か知ってしまったからです。
僕が働いていた間だけでも大掛かりなシステム刷新が数度あったのですが、問題が根本的に解決することはなく、むしろ悪化していました。
毎日面倒な作業をしながら自分ならどうやってこの会社の業務を合理化するか考えていました。
想像しているだけで楽しかったです。
そして次第にそれを実践したくなりました。
輸送会社のソフトウェアエンジニアになる
20歳の時僕は始めてプログラマーとして働き始めました。
システム開発会社に就職するつもりはありませんでした。
その辺のシステム開発会社より僕一人のほうが強いと思ったからです。
僕が中から業務を全部まるごと合理化してしまうのが一番早いんだと。
名古屋の小さな運送会社に就職しました。
そこは何もかも電話と手書きで回っていた世界でした。
(一応お付き合いのあるシステム会社がありましたが関係は良好ではありませんでした)
勝算はありました。
2010年前後はHTML5やクラウド、スマートフォンなどプログラミングスキルを生かしやすい環境が整いはじめていました。
それまで一人のプログラマーが成し遂げられることが10だとしたら、同じ能力で100のことを成し遂げられる時代になっていました。
だから僕はやりました。
その会社には数千万かけたという業務システムがありました。
ざっくり言って、オペレーターさんがお客から受注して入力すると、運転手さんにやるべき事が通知されるというシステムです。
僕は入社から数ヶ月でそれより高性能で高品質な業務システムを作って置き換えました。
技術的にもよくできていました。
動作がとても速いと評判でした。
実際の仕事を見ながら作ったので、現場にしっかりフィットしました。
業務の流れをちゃんと把握して全体を最適化する方針を押し通したので、会社の業務全体が合理化されました。
経営陣も、業務の状態がリアルタイムに見られると喜んでくれました。
ヘルプデスク
満足したので転職しました。
愛知県の大手自動車部品メーカーのヘルプデスクの業務をしました。
そもそも、僕はヘルプデスクをやるとは聞いていませんでした。
僕が入社したのはいわゆる業務委託と派遣の会社でした。
入社時に聞いていたのは開発の業務だったのですが、最初の配属先がそのヘルプデスクでした。
まあ、仕事はなんであれ一生懸命やるタイプなのですが、残念ながら腹立たしい思いをしました。
その配属先の自動車部品メーカーでは、半人前の人がまずヘルプデスクなどの運用業務に入り、経験を積みながら開発業務や管理業務に配属されていくという流れがあるようです(厳密なことは知りません)。
そんなことは知らず、なんとなく「開発がやりたいんですよね~」と口にしたところ、それを聞いていた先方の社員が何かにつけ「そんなんじゃ開発に行けないよ^^」などといびってくるようになりました。
向こうは僕のことを能力が半人前で丁稚奉公させられてる人だと思ったようです。
うっせえわ。あなたが思うより天才です。
レディースゴルフウェアのECサイト
という事で転職しました。
新しい職場はレディースゴルフウェアのECサイトです。
僕はすぐにこの会社が好きになりました。
一緒に働くみんなが真面目で、挑戦的で、お客さんに誠実で、会社のみんなに親切で、謙虚で、勇敢な人たちだったからです。
僕は自分の恵まれた能力をこの人たちと、そしてそのお客さんのために使ってほしいと思いました。
僕はゴルフをしたことはなかったのですが、要するにこういう事だそうです。
ゴルフというのは男性人口が多いスポーツでした。
なので女性にとってはゴルフウェアなどの市場が発展せず好みのゴルフウェアが少ないという問題がありました。
そこで、ゴルフが好きな女性の一人がレディースゴルフウェア事業を始めました。それが弊社社長です。という事だそうです。
まあ、正直毎日ユニクロで生活している僕にはそれの何が問題なのかよくわからないのですが。
とりあえず本人たちが困ってるというのだから困ってるのでしょう。
この会社でいろんなことをしました。
会社の業務管理システムの刷新やECサイトの商品検索機能の開発などです。
中でも大きな成果を上げたのはECサイトの速度改善です。
まず、GoogleのPageSpeed Insightsを毎日チャットに投稿するものを作りました。
そこから、超速本にあるような改善を一個ずつやっていきました。
PageSpeed Insightsの採点は30点台から(Google Analyticsを除いて)95点くらいに上がりました。
すごい。
特技
僕のプログラマーとしてのスキルは主に三つあります。
SPA作り
運送会社のシステムを作ったときからSPAを作っています。
当時はそんな言葉なかった気がします(あったかもしれないけど)。
その当時のWebの表現力を考えてそれが一番合理的だという結論にたどり着きました。
別に流行にあてられてSPAを始めたわけではありません。
JSPやPHPなどサーバーサイドでHTMLを組み立てる系の手法を一通りやった後、自力でSPAという考えにたどり着きました。
それでうまく行っているのである程度僕のいう事には信ぴょう性があると思います。
SPA作りが得意といっても、フロントエンドエンジニアというわけではありません。
SPAを活かすためのサーバーサイドの作り方やログの出し方など、全体に詳しいとお考え下さい。
ドキュメント作り
狭義の技術とは言わないかもしれませんが、ドキュメントを書くのが好きです。
会社では図書委員と呼ばれています。
ちなみに、一時期Zennで流行った『保守性の高いソフトウェア開発のTips集』を書いたのは僕です。
あれはもともと、インターン生向けに僕がどんなことを意識して開発しているのかを纏めたものが土台にあります。
速さ・正確さ
プログラムを書く速さと正確さはよっぽどだと思います。
これは僕と一緒に仕事をしたほぼ全員がそういうので間違いないと思います。
競技プログラミングでも、難問はなかなか解けないものの、簡単な問題を超高速に解くことで高順位に入っています。
モチベーション
基本的に誰かの役に立てるかどうかで動くタイプです。
あの言語が使えるからといったことで仕事を選ぶことはないです。
それゆえ、業務知識を重視するタイプでもあります。
僕は最初に運送会社に入ったときは、運転手さんの車に乗せてもらって業務を勉強したりしました。
ゴルフウェアの会社に入ったときも、もちろん倉庫の仕事を手伝ったりゴルフを始めたりしました。
思えば、高校生の時も自分の高校生活を楽にするために掲示板を作っていました。
今後
とりあえず転職先は決まりました。
少なくとも入社後半年くらいまでは親しい人にだけ伝えることにしようと思います。